44歳の子持ちの主婦です。
私は子供の頃から極端に痩せていて、がりがりでした。
お盆や正月に親せきの家に遊びに行くと、痩せてるねと言う会話から始まります。
痩せている事を気にしない人なら良いですが、私は痩せている事が大変嫌でしたので、痩せてると人からいわれるたびに平気なふりをしていましたが、傷ついていました。
肌を出すのが嫌で夏が嫌いだった
特に夏は大嫌いな季節です。何故なら薄着になってしまうために腕や足を出さなければならないからです。
冬は、肌を出さなくてもいい事から厚着をして体型をカバーする事が出来るからです。
特に腕が細いのを見られるのが嫌で、夏でも長袖を着ていたことがあります。
しかし暑い夏に長袖の服を着ていると、人に不審に思われてしまいます。
痩せている事で体調も悪く、病院に行き血液検査をすると毎回ケトン体が下りている事を指摘されます。
いわゆる栄養失調になっているのです。
親には、物があふれている時代に栄養失調なんて恥ずかしいと言われてしまいました。
白米が嫌いで昔から食べなかった
私の太れない原因は、食べ物が嫌いという事です。小食で太れないのです。
何とか太りそうな揚げ物などを頑張って食べているのですが、直ぐにお腹がいっぱいになってしまいます。
元々私の家は、子供の頃からずっと和食でした。なので洋食をほとんど食べたことがありませんでした。
朝もご飯とみそ汁などです。私は白いご飯が嫌いという事もあり、おかずは食べますが殆どご飯は食べませんでした。
一度20代の頃に病院の先生に、どうやったら太れるかという事を聞いたことがあります。
私の食生活を話すと、太る為には和食ではなくて洋食を食べると良いと聞きました。
しかしうちは、父が食事にはうるさくて洋食は許してもらえませんでした。
朝ごはんなどはパンと目玉焼きなどにしたら太れるかもしれないと思いましたが、ずっと和食でした。
先生のアドバイスで洋食に変えてみるも・・
朝ごはんを洋食に出来たのは、結婚してからです。
結婚してからは、自分の好きなメニューに出来る事が嬉しかったです。
確かにご飯よりはパンの方がカロリーを多く摂取できると思います。
何故ならパンには必ずバターやジャムなどを付けるからです。そしてパンには卵やチーズなどの高カロリーな食品が合うからです。
洋食をメインにしてから、少しずつ体重が増えていくようになりました。しかしまだまだ痩せています。
どうやったら太れるのか疑問でした。
友人達はダイエットの話で盛り上がっていて、私の太れないという悩みを聞くと、しらけてしまって真面目に取り合って貰えません。
結局は炭水化物が足りないの!?
どうして自分だけがこんな悩みを抱えているのだろうと長年悩み続けていました。
しかしインターネットで検索すると私の様な人がたくさんいて驚きました。
皆さん本当に悩んでいて深刻です。
どうやったら太る事が出来るのか検索してみると、痩せている人は炭水化物の摂取量が圧倒的に少ないということが分かりました。当たり前の事ですが妙に納得してしまいました。
私は子供の頃からご飯が嫌いであまり食べていなかったからです。それからは炭水化物を積極的に食べる様にしました。
食事が終わってからおやつにドーナツやホットケーキなどを食べました。
子供が生まれてからは、ピザやスパゲティを良く食べる様になりました。
この様な食事にしてからドンドン体重を増やす事が出来て、若い時よりも体重が10キロ増えました。
やっと念願の中肉中背の体型になる事が出来ました。
太れない体質だと諦めている人も、諦めないで食生活を変える事で太る事が出来るのだと思いました。
太った事でノースリーブの服を着られるようになったのが嬉しいです。
人に痩せてるといわれる事もなくなりました。
ダイエットの話にも参加できるようになって嬉しいです。